💁レンタルサーバーの選び方 ~ 厳選おすすめサーバーを比較紹介

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高橋永治

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理想的なレンタルサーバー選びは、用途に対して過不足の無いサーバーを選ぶことです

ですが、国内には多数のレンタルサーバー会社があり、更には複数のプランが用意されているため、慣れない人にとっては用途に合ったサーバーを探し出すのは容易なことではありません。

用途に合ったサーバーを適切に選ばないと、必要とする機能やサービスが備わっていなかったり、逆に必要以上のスペックによって高コストになってしまう場合があります。

本記事では、最適なサーバーを選ぶための情報として、価格帯の目安仕様を見る際のチェック表押さえておきたいポイントなどを掲載しています。

「サーバーの探し方が分からない」「探す時間を節約したい」といった人向けに、信頼できるおすすめレンタルサーバーも紹介します。

レンタルサーバーの選び方

レンタルサーバーを選ぶ際に押さえておきたいポイントを解説します。

用途・目的と価格帯の目安

用途・目的に適したサーバーは、価格帯によって大まかに分類することができます。

個人の趣味であれば~400円程度、スモールビジネス用途で~1,000円程度、一般的な企業サイトで1,000円~を目安とし、これを基準に必要とする機能やサービスの有無によって絞り込んでいくと良いでしょう。

用途・目的 月額料金の目安 説明
小規模サイト / とにかく安く! 100~400円 小規模な個人サイトであれば、この価格帯でも運用することが可能です。ただし、極端に安いサーバーではWordPressが利用できないこともあるので注意が必要です。
小・中規模サイト / コスパ重視 400~1,000円 スペックと料金のバランスが取れた価格帯です。基本的な機能は備わっているため、個人ブログや小規模な企業サイトであれば必要十分なサーバーと言えます。
中規模サイト~ / スペック重視 1,000~3,000円 この価格帯になるとスペックの高いサーバーを選ぶことができ、ビジネスプランも選択肢に入ってきます。WordPressを高速化したい場合や、企業サイトの運用に適しています。
中規模サイト~ / セキュリティやサポートも重視 3,000~14,000円 より高いセキュリティや安定性、手厚いサポートを求める場合には、この価格帯のサーバーを検討してみると良いでしょう。全体的に法人利用を想定したサービス内容となっています。

レンタルサーバーを選ぶ際のチェックポイント

サーバーのスペック機能サービス内容に関するチェック表です。

サーバーを比較検討する際にチェックしておきたい項目と、それぞれの項目に関する説明を掲載しています。

自身のサイトにとって「どのような機能が必要なのか、何を重視すべきなのか」を検討する際に参考にしてください。

PDFもあります▼

項目 説明
スペック
Webサーバーの種類

重要度:(WordPressを使用する場合は

Webサーバーの種類には、ApachenginxLiteSpeedなどがあります。

  • Apache(アパッチ):古くから利用されてきた従来型のWebサーバー。信頼性が高く、現在でも多くのレンタルサーバーで使用されています。
  • nginx(エンジンエックス):Apacheよりも高速とされ、高負荷耐性に優れています。現在は世界シェアでトップ[※1]。※Apacheと併用されていることが多いです。
  • LiteSpeed(ライトスピード):nginxよりも更に高速とされ、高負荷耐性に優れています。国内シェアは少なめ[※1]

WordPressを導入する場合は、nginxLiteSpeedがおすすめです。

ストレージの種類

重要度:

ストレージの種類には、HDDSSDNVMe SSDがあります。

  • HDD:古くから利用されてきたものの、現在ではHDDを使用しているレンタルサーバーは少なくなっています。
  • SSD:HDDよりも高速。現在主流のストレージとなっており、多くのレンタルサーバーで使用されています。
  • NVMe SSD:通常のSSDよりも更に高速で、高速性を重視したサーバー(プラン)で使用されていることがあります。

WordPressを導入するかどうかに関わらず、SSDNVMe SSDのストレージの利用をおすすめします。

容量

重要度:

主要なレンタルサーバーでは、300GB~の容量を持つケースが多いです。一般的なサイト(ブログ)であれば、このくらいの容量があれば十分です。

格安サーバーでは容量が少なくなりますが、個人が趣味で運営するのであれば(容量的には)20~30GB程度でもいけると思います。

転送量の制限

重要度:

無制限であることが望ましいですが、制限がある場合でもよほどの人気サイトでなければ問題になるケースは少ないです。

メモリ

重要度:

メモリの容量はサーバーの価格帯に比例します。低価格帯で4GB前後、中・上位プランで8GB前後、ビジネス向けのプランで12GB~が目安となります。

機能
WordPressの利用

重要度:WordPressを使用する場合は必須

多くのサーバーで利用が可能ですが、格安サーバーの中には利用できない場合もあるので注意が必要です。

WordPressの簡単インストール

重要度:WordPressを使用する場合は

サーバーによっては、WordPressの簡単インストール機能が備わっている場合があります。

実際に使用してみると本当に簡単にインストールできるため、WordPressを利用する際にはこの機能が備わっているサーバーがおすすめです。

自動バックアップ

重要度:

サイトのデータをバックアップする機能です。特にWordPressを使用している場合には重要な機能となります。

多くのサーバーで利用が可能ですが、低価格帯のプランでは利用できない場合もあるので注意が必要です。

復元方法はサーバーによって異なり、1クリックで復元できる場合と、FTPによって手動で復元しなければならない場合があります。

マルチドメイン

重要度:

1つのサーバーで複数の独自ドメインを運用できる機能です(サブドメインとは異なります)。複数のサイトを運営する際には、この機能を利用することでサーバー代を抑えることができます。

この機能は多くのサーバーで利用が可能ですが、設定できる独自ドメインの数はサーバーにより異なります(数個~無制限)。

無料SSL

重要度:

無料でサイトのSSL化(https化)を行える機能です。ほとんどのサーバーで対応しています。

一般的なサイトであれば無料のSSLで十分ですが、より信頼性を高めたい場合は、認証レベルの高い有料のSSL(年間数千円~10万円以上)を検討してください。

メールアカウント数

重要度:

サーバーにより、設定可能なメールアカウント(メールアドレス)の個数は異なります。

無制限、または必要十分な個数が設定されている場合が多いですが、社員数の多い法人の場合はこの項目の確認が必要です。

MySQLの数

重要度:

サーバーにより、利用可能なMySQL(データベース)の個数は異なります。

一般的に、WordPress1つに対して1つのデータベースを使用することが多いため、複数のWordPressをインストールする場合はこの項目の確認が必要です。

※無制限、または必要十分な個数が設定されている場合が多いです。

FTPアカウント数

重要度:

サーバーにより、設定可能なFTPのアカウント数は異なります。

複数のアカウントが設定できる場合は、サブアカウントに対してアクセス可能なディレクトリを制限することができます。

外部の事業者に更新を依頼する際などには、サブアカウントがあると便利な場合があります。

サービス
サポートの種類

重要度:

サポートの種類にはメールサポートチャットサポート電話サポートがあり、サーバーにより対応するサポートが異なります。

低価格帯ではメールやチャットによるサポートのみ、上位プランでは電話サポートにも対応、といったケースが多いです。

サポートの品質については実際に利用してみないと分からない点が多いため、サポートを重視する場合はネット上で口コミを検索してみることをおすすめします。

無料ドメイン

重要度:

サーバーによっては、独自ドメインを無料で提供している場合があります。これは、「そのサーバーを契約している間は独自ドメインの維持費が無料になる」といったサービスになります(利用条件があります)。

ドメインの更新費は毎年数千円程度かかるので、その費用を節約したい場合はこのサービスの利用を検討すると良いでしょう。

プランの変更

重要度:

サーバーによっては、途中でプランを変更できる場合があります。このようなサーバーでは、「まずは下位のプランで開始して、必要に応じて上位のプランに変更する」といった運用が可能になります。

上位のプランにのみ変更が可能な場合と、上位・下位のどちらのプランにも変更が可能な場合があります。

無料お試し期間

重要度:

多くのサーバーで無料お試し期間が設定されています(10~30日間程度)。このようなサーバーでは、実際に使用感を確認してから利用を開始することができます。

サーバーのスペックによってはWordPressの動作が重く感じることがあるため、特に下位のプランでは事前に確認できることはメリットになります。

サーバー容量の計算方法

サーバーの容量とは、一般的にはWeb領域メール領域データベース領域を合わせた容量になります。(サーバーによっては、データベース領域が別に確保されている場合もあります)

Web領域の計算方法としては、1ページあたりの容量を1~3MB(画像を含む)とした場合、100ページで100~300MB程度になります。

※大きいサイズの画像やPDFファイルを多用する場合は、もう少し余裕を持って計算した方が良いでしょう(1.5倍~2倍程度)。

※動画ファイルをアップロードする場合は、(内容にもよりますが)1ファイルあたり数百MB以上を想定しておいてください。

メールデータをサーバーに残す場合は、メール領域の容量も意識する必要があります。メールアカウント1つあたりの最大容量を2GBとした場合、50人分のアカウントで最大100GBの容量を確保しておく必要があります。

WordPressを導入する場合はデータベース領域も使用することになりますが、この領域の容量はWordPress1つにつき数GB程度あれば十分でしょう。

WordPressを導入する際のポイント

HTMLで作られた静的サイトに比べ、WordPressで構築されたサイトはページの表示が重くなりがちです。表示が遅いとユーザーの離脱率を高めてしまい、SEO的にもよろしくありません。

WordPressの表示スピードを高めるためには、WebサーバーはnginxまたはLiteSpeed、ストレージはSSDまたはNVMe SSDを使用しているサーバーを選ぶようにしてください。

他に、WordPressの簡単インストール機能が備わっているかどうか、バックアップデータの復元が簡単に行えるかどうかも確認しておきたいポイントになります。

法人利用の場合に押さえておきたいポイント

サーバーの不具合は事業の機会損失にも繋がりますので、まずは信頼性の高いレンタルサーバー会社を選び、予算が許す範囲で安定性や安全性の高いサーバー(プラン)を選ぶことをおすすめします。

多数の社員にメールアドレスを割り当てる場合は、設定可能なメールアドレスの数サーバーの容量も確認しておいてください。

電話によるサポートが必要な場合は、電話サポートの有無も確認が必要となります。

厳選おすすめレンタルサーバー5選

信頼性の高いレンタルサーバーを厳選してご紹介します。

いずれも人気のあるサーバーで、各種プランの中から自分に合ったサーバーを見つけることができます。

※個人や小規模ビジネスにおすすめのプランには「★おすすめ」と表記しています。

XServer(エックスサーバー)

項目 説明
サービス名

XServer(エックスサーバー)

特徴
  • 国内シェア上位[※2]
  • 個人・法人ともに人気
  • 個人利用としては月額が高めだが機能やサービスが充実
  • セキュリティ診断や改ざん検知(ビジネスプラン)も有り
プラン・月額
  • スタンダード:990円★おすすめ
  • プレミアム:1,980円
  • ビジネス:3,960円

※初期費用:全プランで0円

主なスペック
  • Webサーバー:nginx + Apache
  • ストレージ:NVMe SSD
  • 容量:500GB700GB
  • 転送量:無制限
主な機能
  • WordPress:利用可能(簡単インストール有り)
  • 自動バックアップ:無料で対応(過去14日分、1クリックで復元)
  • マルチドメイン数:無制限
  • 無料SSL:対応
  • メールアカウント数:無制限
  • MySQLの数:無制限
  • FTPアカウント数:無制限
サービス
  • サポートの種類:メールチャット電話
  • 無料ドメイン:2個無料
  • プランの変更:上位プラン下位プランへの変更が可能
  • 無料お試し期間:10日間
参考

堅実なイメージのサーバーです。サービス全体のバランスが良く、リソースの保証もあります。「無難なサーバーを選びたい」という人におすすめです。

運営会社

エックスサーバー株式会社[2003年に提供開始]

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エックスサーバー

LOLIPOP!(ロリポップ!)

項目 説明
サービス名

LOLIPOP!(ロリポップ!)

特徴
  • 国内シェア上位[※2]
  • 安価なプラン(ライトプラン)からWordPressが利用できる
  • ハイスピードプラン以上でWordPress高速化プラグインを標準装備
  • 個人利用に適したプランが多いが大容量プランも用意されている
プラン・月額
  • エコノミー:99円
  • ライト:264円
  • スタンダード:495円
  • ハイスピード:550円★おすすめ
  • エンタープライズ:2,200円

※初期費用:全プランで0円

主なスペック
  • Webサーバー:スタンダード以下はnginx + Apache、ハイスピード以上はLiteSpeed
  • ストレージ:SSD
  • 容量:120GB1.2TB(1200GB)
  • 転送量:無制限
主な機能
  • WordPress:ライト以上で利用可能(簡単インストール有り)
  • 自動バックアップ:スタンダード以下は有料オプション、ハイスピード以上は無料で対応(手動で復元)
  • マルチドメイン数:50個無制限
  • 無料SSL:対応
  • メールアカウント数:20個無制限
  • MySQLの数:50個無制限(エコノミーは利用不可
  • FTPアカウント数:1個
サービス
  • サポートの種類:全プランでメールチャット、スタンダード以上で電話にも対応
  • 無料ドメイン:ハイスピード以上で2個無料
  • プランの変更:上位プラン下位プランへの変更が可能
  • 無料お試し期間:10日間
参考

性能を考慮すると、特にハイスピードプランがコスパに優れています。「個人ブログや小規模サイトを手軽に始めたい」という人におすすめです。

運営会社

GMOペパボ株式会社[2001年に提供開始]

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ロリポップ!

CORESERVER(コアサーバー)

項目 説明
サービス名

CORESERVER(コアサーバー)

特徴
  • コスパを重視したV1環境と、高速性を重視したV2環境がある
  • 安価なプランからWordPressが利用できる
  • LiteSpeed、NVMe SSD、500GBの環境が390円から利用できるのは魅力的
  • 高速かつ安定性の高い環境をリーズナブルに提供
プラン・月額
  • V1 CORE-MINI:220円
  • V1 CORE-A:440円
  • V1 CORE-B:880円
  • V1 CORE-C:2,750円
  • V2 CORE-X:390円★おすすめ
  • V2 CORE-Y:690円
  • V2 CORE-Z:1,990円

※初期費用:V1環境は0円、V2環境は1,650円(条件により0円

主なスペック
  • Webサーバー:V1環境はApache、V2環境はLiteSpeed
  • ストレージ:V1環境はSSD、V2環境はNVMe SSD
  • 容量:250GB1.4TB(1400GB)
  • 転送量:無制限
主な機能
  • WordPress:利用可能(簡単インストール有り)
  • 自動バックアップ:無料で対応(過去15日分、1クリックで復元)※CORE-Xのみ過去3日分
  • マルチドメイン数:50個無制限
  • 無料SSL:対応
  • メールアカウント数:200個無制限
  • MySQLの数:10個無制限
  • FTPアカウント数:10個無制限
サービス
  • サポートの種類:全プランでメールチャット、CORE-B、CORE-C、CORE-Zは電話にも対応
  • 無料ドメイン:V2環境は1個無料
  • プランの変更:V2環境は上位プランへの変更が可能
  • 無料お試し期間:30日間
参考

V2 CORE-Xのコスパの良さは最強と言っても過言ではありません。「高速なサーバーをできるだけ安く利用したい」という人におすすめです。

運営会社

GMOデジロック株式会社[2001年に提供開始(CORESERVERは2007年から)]

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コアサーバー

さくらのレンタルサーバ

項目 説明
サービス名

さくらのレンタルサーバ

特徴
  • 国内シェア上位[※2]
  • 個人・法人ともに人気
  • 日本のインターネット黎明期より続く老舗のレンタルサーバー
  • 企業としての信頼性が高く、政府クラウドの選定事業者にもなっている
プラン・月額
  • ライト:121円
  • スタンダード:500円★おすすめ
  • ビジネス:1,980円
  • ビジネスプロ:3,850円

※初期費用:全プランで0円

主なスペック
  • Webサーバー:nginx + Apache
  • ストレージ:SSD
  • 容量:100GB900GB
  • 転送量:無制限
主な機能
  • WordPress:スタンダード以上で利用可能(簡単インストール有り)
  • 自動バックアップ:スタンダード以上は無料で対応(8個分、管理画面でスケジュール設定が必要、1クリックで復元)
  • マルチドメイン数:20個500個
  • 無料SSL:対応
  • メールアカウント数:無制限
  • MySQLの数:50個400個(ライトは利用不可
  • FTPアカウント数:スタンダード以下は1個、ビジネス以上は複数の設定が可能(個数については確認できず)
サービス
  • サポートの種類:メールチャット電話
  • 無料ドメイン:なし
  • プランの変更:上位プランへの変更が可能
  • 無料お試し期間:14日間
参考

信頼と実績ではトップクラスのレンタルサーバーです。「何よりも信頼性を重視して選びたい」という人におすすめです。無料ドメインがないのが少し残念。

運営会社

さくらインターネット株式会社[1996年に提供開始]

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さくらのレンタルサーバ

ConoHa WING(コノハウィング)

項目 説明
サービス名

ConoHa WING(コノハウィング)

特徴
  • アフィリエイターやブロガーに人気
  • WordPress向けの標準・オプション機能が充実
  • 初心者に配慮したセットアップ機能と分かりやすい管理画面
  • 個人利用としては月額が高めだが不慣れな人にも優しい設計
プラン・月額
  • ベーシック:968円★おすすめ
  • スタンダード:2,118円
  • プレミアム:4,235円

※初期費用:全プランで0円

主なスペック
  • Webサーバー:nginx + Apache
  • ストレージ:SSD
  • 容量:300GB500GB
  • 転送量:無制限
主な機能
  • WordPress:利用可能(簡単インストール有り)
  • 自動バックアップ:無料で対応(過去14日分、手動で復元)
  • マルチドメイン数:無制限
  • 無料SSL:対応
  • メールアカウント数:無制限
  • MySQLの数:無制限
  • FTPアカウント数:無制限
サービス
  • サポートの種類:メールチャット電話
  • 無料ドメイン:2個無料
  • プランの変更:上位プラン下位プランへの変更が可能
  • 無料お試し期間:なし ※時間単位の料金体系もあるので少額で試すことは可能
参考

WordPressによる運用を重視、初心者にも配慮した設計となっています。「多少コストはかかってもブログを快適に運営していきたい」という人におすすめ。オプションのAIブログ生成ツールが興味深いです。

運営会社

GMOインターネットグループ株式会社[2018年に提供開始]

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コノハウィング

法人利用に適したレンタルサーバー

法人の利用に適したレンタルサーバーもいくつかご紹介しておきます。

価格帯は上昇しますが、安定性やセキュリティをより強化したプランが多くなります。

XServer Business(エックスサーバー ビジネス)

項目 説明
サービス名

XServer Business(エックスサーバー ビジネス)

特徴
  • 初期設定やデータの移行などを無料で行ってもらえる
  • シンプルなホームページであれば無料で制作してもらえる
  • セキュリティ診断や改ざん検知も有り
プラン・月額
  • スタンダード:3,762円
  • プレミアム:7,524円
  • エンタープライズ:11,286円

※初期費用:全プランで16,500円

主なスペック
  • Webサーバー:nginx + Apache
  • ストレージ:NVMe SSD
  • 容量:700GB900GB
  • 転送量:無制限
主な機能
  • WordPress:利用可能(簡単インストール有り)
  • 自動バックアップ:無料で対応(過去14日分、1クリックで復元)
  • マルチドメイン数:無制限
  • 無料SSL:対応
  • メールアカウント数:無制限
  • MySQLの数:無制限
  • FTPアカウント数:無制限
サービス
  • サポートの種類:メールチャット電話
  • 無料ドメイン:2個無料
  • プランの変更:上位プランへの変更が可能
  • 無料お試し期間:14日間
参考

スペック的には通常のXServer▲とあまり変わりませんが、Businessでは手厚いサポートを受けることができます。初期設定を代行してもらえる他、メールアカウントの追加なども無料で行ってもらえます。

運営会社

エックスサーバー株式会社[2003年に提供開始(Businessは2018年から)]

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XServerビジネス

さくらのマネージドサーバ

項目 説明
サービス名

さくらのマネージドサーバ

特徴
  • OS専有のため他ユーザーの影響を受けにくい
  • 初期設定やデータの移行などを無料で行ってもらえる
  • 攻撃をブロックする機能や改ざん検知(オプション)も有り
プラン・月額
  • スモール:7,485円
  • ミディアム:13,544円
  • ラージ:25,661円

※初期費用:全プランで17,600円

主なスペック
  • Webサーバー:nginx + Apache
  • ストレージ:SSD
  • 容量:500GB2TB(2000GB)
  • 転送量:無制限
主な機能
  • WordPress:利用可能(簡単インストール有り)
  • 自動バックアップ:無料で対応(8個分、管理画面でスケジュール設定が必要、1クリックで復元)
  • マルチドメイン数:無制限
  • 無料SSL:対応
  • メールアカウント数:無制限
  • MySQLの数:無制限
  • FTPアカウント数:複数の設定が可能(個数については確認できず)
サービス
  • サポートの種類:メールチャット電話
  • 無料ドメイン:なし
  • プランの変更:不可
  • 無料お試し期間:なし
参考

さくらのレンタルサーバ▲との大きな違いは、OSを専有してCPUやメモリを独占できるところです。これにより、より安定したサーバー環境を持つことができます。他、手厚いサポートも受けることができます。

運営会社

さくらインターネット株式会社[1996年に提供開始(マネージドサーバは2009年から)]

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さくらのマネージドサーバ

ConoHa WING ビジネスプラン(コノハウィング)

項目 説明
サービス名

ConoHa WING ビジネスプラン(コノハウィング)

特徴
  • ビジネスプランとしてはリーズナブルな価格設定
  • リソースを確保しているため他ユーザーの影響を受けにくい
  • 法人向けの .co.jp ドメインも無料で利用できる
プラン・月額
  • Bizライト:1,331円
  • Bizスタンダード:2,844円
  • Bizアドバンス:5,687円

※初期費用:全プランで0円

主なスペック
  • Webサーバー:nginx + Apache
  • ストレージ:SSD
  • 容量:700GB1.2TB(1200GB)
  • 転送量:無制限
主な機能
  • WordPress:利用可能(簡単インストール有り)
  • 自動バックアップ:無料で対応(過去14日分、手動で復元)
  • マルチドメイン数:無制限
  • 無料SSL:対応
  • メールアカウント数:無制限
  • MySQLの数:無制限
  • FTPアカウント数:無制限
サービス
  • サポートの種類:メールチャット電話
  • 無料ドメイン:2個無料
  • プランの変更:上位プラン下位プランへの変更が可能
  • 無料お試し期間:なし ※時間単位の料金体系もあるので少額で試すことは可能
参考

通常のConoHa WING▲との大きな違いは、1契約ごとにリソースを確保してより安定した環境を提供しているところです。スモールビジネスでの利用などに適しています。

運営会社

GMOインターネットグループ株式会社[2018年に提供開始(ビジネスプランは2024年から)]

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ConoHa WINGビジネス

TAG indexで使用しているサーバーをご紹介

TAG indexで使用しているサーバーは…、CORESERVER V1 CORE-A▲です!

この会社のサーバーは、GMOグループになる前のデジロックの時代(2000年代初頭)から利用させてもらってます。当初はXREAの有料版を使用していましたが、アクセス過多によりコアサーバーに乗り換えました。

実際に長年使用してきた感想としては、「スピード、安定性ともに不満はない」といった感じです。これまで大きなトラブルに見舞われたこともありません。しいて不満点を挙げるなら、管理画面が少し分かりにくいといった程度でしょうか。

あえてV1環境を選択した理由としては、それまで利用していたサーバーがApache環境であったため、同じWebサーバーを使用しているV1環境の方が都合が良いと考えたからです。

※私はV1環境を選択しましたが、特に理由がない場合はV2環境を選択することをおすすめします(サーバーのスペックが高く、無料ドメインも利用できるため)。私自身も、将来的にはV2環境へ移行することを検討しています。

「万人におすすめ」とまでは言いませんが、機能性とコスパの良さで選ぶなら選択肢の上位に入れておきたいレンタルサーバーです。

小規模サイト向けのコスパに優れたプランの一覧

最後に、個人ブログスモールビジネスに適したコスパの良いサーバープランをまとめさせていただきます。

いずれのサーバーも高速化が行われており、容量についても数百ページ程度までのサイトなら困ることはないでしょう。

各サーバーともに特色がありますので、じっくりと比較検討してから用途に合ったサーバーを見つけていただけたらと思います。

プラン 概要
XServer
スタンダード
  • 月額:990円~ / 初期費用:0円
  • Webサーバー:nginx + Apache
  • ストレージ:NVMe SSD / 500GB

個人利用としては月額が高めですが、リソース保証があるため他ユーザーの影響を受けにくいです。必要な機能やサービスはだいたい揃っています。

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エックスサーバー
LOLIPOP!
ハイスピード
  • 月額:550円~ / 初期費用:0円
  • Webサーバー:LiteSpeed
  • ストレージ:SSD / 700GB

WordPressの高速化機能を標準装備しているため、ブログをサクサク表示したい人に向いています。容量もたっぷりあるため、複数サイトの設置も余裕でしょう。

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ロリポップ!
CORESERVER
V2 CORE-X
  • 月額:390円~ / 初期費用:1,650円(条件により0円
  • Webサーバー:LiteSpeed
  • ストレージ:NVMe SSD / 500GB

この一覧の中で、LiteSpeedとNVMe SSDの組み合わせはこのプランだけです。しかも低価格。初期費用はドメイン同時申込みで0円になります。

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コアサーバー
さくらのレンタルサーバ
スタンダード
  • 月額:500円~ / 初期費用:0円
  • Webサーバー:nginx + Apache
  • ストレージ:SSD / 300GB

CDN機能によって高速・安定表示を図っています。容量が少なく見えますが、一般的なサイトならばこのくらいあれば十分です。無料ドメインはありません。

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さくらのレンタルサーバ
ConoHa WING
ベーシック
  • 月額:968円~ / 初期費用:0円
  • Webサーバー:nginx + Apache
  • ストレージ:SSD / 300GB

個人利用としては月額が高めですが、高速化機能やリソースの上限値割り当てによって高速・安定表示を図っています。WordPress向けの機能が充実しています。

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コノハウィング

以上です。
本記事がお役に立てましたら幸いです。

ご注意
  • 本記事の内容は執筆時点の情報のため、状況により現在の情報とは異なる可能性があります。最新の情報については、各事業者の公式サイトで確認するようにしてください。
TAG index
高橋永治
東京都北区在住。個人でWebサイトの制作や管理業務を行いつつ、TAG indexにてHTMLなどの情報発信を行ってます。