<caption></caption>
更新日 | |
---|---|
仕様 | HTML Living Standard |
分類 | --- |
利用場所 | table要素の最初の子要素として |
内容 | フロー・コンテンツ(ただし、table要素は含められない) |
caption要素は、表のキャプション(タイトルや説明)を表します。この要素は、table要素の子要素として使用します。
- デフォルトスタイル(センタリング)
<caption>表のキャプションを表します</caption>
caption要素の配置位置
caption要素は、table要素内の最初の部分(table開始タグの直後)に1つだけ配置することができます。
<table>
<caption>表のタイトル</caption>
<tr>
<td>表の内容</td>
</tr>
...
caption要素の内容について
caption要素の内容には、(従来で言う)ブロックレベル要素も配置できるようになりました。
次の例では、タイトルの下にp要素(説明文)を配置しています。
<caption>
<strong>表のタイトル</strong>
<p>表に関する説明文。</p>
</caption>
figure要素内に配置される表の場合
figure要素内にtable要素だけが配置される場合は、caption要素の代わりにfigcaption要素を使用することが推奨されています。
<figure>
<figcaption>表のタイトル</figcaption>
<table>
<tr>
<td>表の内容</td>
</tr>
...
</table>
</figure>
要素のデフォルトスタイル
一般的なブラウザでは、この要素内のテキストは表の上部中央に表示されます。
表の内容 | 表の内容 | 表の内容 |
- 上記の例は、スタイルシートで表の境界線を表示しています。
- 旧HTMLからの変更点
-
- HTML5:align属性が廃止されました。
- HTML5:(従来で言う)ブロックレベル要素を含められるようになりました。
使用例
- 以下の例では、次のスタイルシートを指定して表の境界線を表示しています。
-----
table, th, td {
border: 1px #000000 solid;
}
-----
<table>
<caption>表のタイトル</caption>
<tr>
<th>見出し1</th>
<th>見出し2</th>
<th>見出し3</th>
</tr>
<tr>
<td>データ1-1</td>
<td>データ2-1</td>
<td>データ3-1</td>
</tr>
<tr>
<td>データ1-2</td>
<td>データ2-2</td>
<td>データ3-2</td>
</tr>
</table>
- 表示例
-
表のタイトル 見出し1 見出し2 見出し3 データ1-1 データ2-1 データ3-1 データ1-2 データ2-2 データ3-2
<table>
<caption>
<strong>8月の予約状況</strong>
<p>○=余裕あます、△=残りわずか、×=満室です</p>
</caption>
<tr>
<td></td>
<th>Aタイプ</th>
<th>Bタイプ</th>
<th>Cタイプ</th>
</tr>
<tr>
<td>8月12日</td>
<td>○</td>
<td>○</td>
<td>△</td>
</tr>
<tr>
<td>8月13日</td>
<td>△</td>
<td>△</td>
<td>×</td>
</tr>
<tr>
<td>8月14日</td>
<td>×</td>
<td>×</td>
<td>×</td>
</tr>
</table>
- 表示例
-
8月の予約状況 ○=余裕あます、△=残りわずか、×=満室です
Aタイプ Bタイプ Cタイプ 8月12日 ○ ○ △ 8月13日 △ △ × 8月14日 × × ×
- caption要素の幅は、表全体の幅に合わされます。