<dd></dd>

更新日
仕様 HTML Living Standard
分類 ---
利用場所 dl要素内で、dt要素またはdd要素の後 / dl要素の子であるdiv要素内で、dt要素またはdd要素の後
内容 フロー・コンテンツ

dd要素は、記述リスト(dl要素)における値の部分を表します。この要素は、dt要素(名前)と組み合わせて使用します。


<dl>
<dt>名前</dt>
<dd>名前に対する値</dd>
</dl>

1つの用語(名前)に対して複数の説明(値)がある場合は、dt要素の後に複数のdd要素を配置します。

<dl>
<dt><dfn>TAG index</dfn></dt>
<dd class="category">Web制作</dd>
<dd class="language">日本語</dd>
<dd class="contents">HTMLとCSSのリファレンス、テンプレート、Webツールなど。</dd> 
</dl>

しかし、複数の段落で構成された1つの説明文の場合には、

<dl>
<dt><dfn>TAG index</dfn></dt>
<dd>1997年に開設された日本のWebサイトである。</dd>
<dd>チャットに併設されていた「タグの使い方」が前身になっているらしい。</dd>
<dd>当初はHTMLリファレンスが中心であったが、現在ではCSSリファレンスなども ...</dd>
</dl>

上記のように記述するのではなく、次のように1つのdd要素内に記述する必要があります。

<dl>
<dt><dfn>TAG index</dfn></dt>
<dd>
<p>1997年に開設された日本のWebサイトである。</p>
<p>チャットに併設されていた「タグの使い方」が前身になっているらしい。</p>
<p>当初はHTMLリファレンスが中心であったが、現在ではCSSリファレンスなども ...</p>
</dd>
</dl>

要素のデフォルトスタイル

一般的なブラウザでは、この要素の左に40px程度のマージンが入ります。

名前のテキスト
値のテキスト
  • 値のテキストと書かれた部分がdd要素です。
旧HTMLからの変更点
  • HTML5:要素の定義が微妙に変わりました。(用語の説明 → 記述グループの値)
  • HTML5.2:dl要素内に配置されたdiv要素内に、dd要素を配置できるようになりました。

使用例

定義リストとして使用した例

<dl>
<dt><dfn>dl要素</dfn></dt>
<dd>記述リストを表す要素</dd>
<dt><dfn>dt要素</dfn></dt>
<dd>記述リストの名前部分を表す要素</dd>
<dt><dfn>dd要素</dfn></dt>
<dd>記述リストの値部分を表す要素</dd>
</dl>

表示例
dl要素
記述リストを表す要素
dt要素
記述リストの名前部分を表す要素
dd要素
記述リストの値部分を表す要素