シームレスなインラインフレーム（廃止）

★この属性は廃止されました★　参考情報としてこのページはしばらく残しておきます。

• この属性はHTML5で追加される予定でしたが、最終的には廃止となりました。

iframe要素に seamless を追加すると、親文書との境目がないかのように、インラインフレームを埋め込むことができます。

seamless属性が指定されたインラインフレームは、それが親文書の一部であるかのようにレンダリングされます。具体的には次のように表示・動作することになります。

• フレームの境界線が消えます。（親文書と同化します）
• 音声ブラウザの場合、親文書の内容と区別なく読み上げられます。
• フレーム内のリンクをクリックした場合、そのリンク先は親ブラウジング・コンテキストで開かれます。（target="_parent" と同じ動作になると思われます）

有効となる条件

seamless属性の指定は、次の条件を満たしている場合に有効となります。

• インラインフレーム内の文書と親文書のオリジンが同一であること。
• 祖先のiframe要素にsandbox属性が指定されていないこと。（インラインフレームの中にインラインフレームを配置している場合）