オリジンについて
オリジンとは、URLのスキーム、ホスト、ポート番号の3つを組み合わせたものを言います。
上記のURLの場合は、httpsがスキーム、www.example.comがホスト、443がポート番号となり、https://www.example.com:443がオリジンということになります。
- ポート番号については、https の場合は443番、http の場合は80番が既定の番号になります。既定の番号であれば省略することが可能なため、通常はURLにポート番号が付けられることはありません。
オリジンの例
以下のURLは同一のオリジンとなります。
URL | 説明 |
---|---|
https://www.example.com/ https://www.example.com/test/ |
スキームとホストが同じなので同一オリジン(ポート番号は省略) |
https://www.example.com/ https://www.example.com:443/ |
httpsの既定ポートは443番ポートなので同一オリジン |
以下のURLは異なるオリジンとなります。
URL | 説明 |
---|---|
http://www.example.com/ https://www.example.com/ |
スキームが違うので異なるオリジン |
http://www.example.com/ http://www.example.com:8080/ |
ポート番号が違うので異なるオリジン(httpの既定ポートは80番ポート) |
https://example.com/ https://www.example.com/ https://sub.example.com/ |
ホストが違うので異なるオリジン |