autofocus
更新日 | |
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仕様 | HTML Living Standard |
分類 | グローバル属性 |
autofocus属性は、要素の自動的なフォーカスを設定します。
この属性が指定された要素は、文書の読み込み時、またはダイアログが表示された時に自動的にフォーカスされます。
<input type="text" autofocus>
属性 | 値 | ||
---|---|---|---|
グローバル属性 | |||
autofocus |
自動的なフォーカスを設定 | (autofocus ) |
値は省略可能 |
指定に関する制限について
autofocus属性が指定された要素は、直近祖先のオートフォーカス・スコーピング・ルート要素内に2つ以上あってはなりません。
- dialog要素にautofocus属性が指定されている場合は、そのdialog要素自身が直近祖先のオートフォーカス・スコーピング・ルート要素になります。
- autofocus属性を指定した要素がdialog要素内に置かれている場合は、直近祖先にあたるdialog要素が直近祖先のオートフォーカス・スコーピング・ルート要素になります。
- autofocus属性を指定した要素がdialog要素内に置かれていない場合は、html要素が直近祖先のオートフォーカス・スコーピング・ルート要素になります。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>文書のタイトル</title>
</head>
<body>
<dialog autofocus>
ダイアログ
</dialog>
<dialog>
<p><input type="text" autofocus></p>
</dialog>
<p><input type="text" autofocus></p>
</body>
</html>
つまり、autofocus属性が指定された要素は、
- 基本的には1つの文書内で1つだけ配置できるが、
- dialog要素があればその中でも1つだけ配置できる、
ということになります。
指定できる要素
autofocus属性はグローバル属性のため、全てのHTML要素に指定することができます。
- ただし、属性と要素の組み合わせによっては効果がない場合もあります。
- 旧HTMLからの変更点
-
- HTML LS:一部の要素に定義されていたautofocus属性が、グローバル属性として再定義されました。