<footer></footer>
更新日 | |
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仕様 | HTML Living Standard |
分類 | フロー・コンテンツ / パルパブル・コンテンツ |
利用場所 | フロー・コンテンツが置ける場所 |
内容 | フロー・コンテンツ(ただし、header要素とfooter要素は含められない |
footer要素は、文書またはセクションのフッタを表します。
<footer>
フッタを表します
</footer>
footer要素の内容には、セクション(または文書全体)に関する情報を配置します。具体的には、次のような内容を配置することになります。
- 著作者
- 連絡先
- 著作権
- 発行日時(文書や記事の発行日時)
- 関連文書へのリンク
- 戻るリンク(前のページ、ページの先頭)
配置場所について
この要素をbody要素の子要素として配置した場合は、文書全体のフッタを表すことになります。
<body>
<h1>文書のタイトル</h1>
<p>文書の内容 ...</p>
...
<footer>
<ul>
<li><a href="rule.html">ご利用について</a></li>
<li><a href="contact.html">お問い合わせ</a></li>
</ul>
<address>
山田 太郎(info@example.com)
</address>
<p><small>(c) 2021 TAG index.</small></p>
</footer>
</body>
セクション内に配置した場合は、そのセクションのフッタを表します。例えば、article要素の子要素として配置した場合は、その記事に対するフッタを表すことになります。
<article>
<h2>記事のタイトル</h2>
<p>記事の内容 ...</p>
...
<footer>
<p><time datetime="2021-12-19">令和3年12月19日</time></p>
<p><a href="#top">▲目次に戻る</a></p>
</footer>
</article>
フッタはセクション(または文書)の末尾に配置されるのが一般的ですが、必ずしもそうする必要はありません。footer要素は意味的にフッタを表すものなので、次のようにセクションの冒頭に配置することもできます。
<h1>掲示板</h1>
<article>
<footer>
<p>投稿者:山田さん</p>
<p>[<time datetime="2021-12-19T12:35:50+09:00">2021/12/19 12:35</time>]</p>
</footer>
<p>こんにちは!初めての書き込みです。 ...</p>
</article>
...
また、1つのセクション内に複数のフッタを配置することも可能です。例えば、次のように文書の最初と最後に配置することもできます。
<body>
<footer>
<p><a href="index.html">目次に戻る</a></p>
</footer>
<h1>文書のタイトル</h1>
<p>文書の内容 ...</p>
...
<footer>
<p><a href="index.html">目次に戻る</a></p>
</footer>
</body>
セクションについて
footer要素はセクショニング・コンテンツではないため、新たなセクションを生成しません。
- 旧HTMLからの変更点
-
- HTML5:footer要素が定義されました。
- HTML5.1:条件付きで、footer要素の内容に別のfooter要素およびheader要素を配置できるようになりました。
- HTML LS:仕様書から上記(5.1)の内容が削除されました。現行の仕様では、header要素とfooter要素は含められない(意訳)とだけ書かれています。