<address></address>
更新日 | |
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仕様 | HTML Living Standard |
分類 | フロー・コンテンツ / パルパブル・コンテンツ |
利用場所 | フロー・コンテンツが置ける場所 |
内容 | フロー・コンテンツ(ただし、ヘッディング・コンテンツ、セクショニング・コンテンツ、header要素、footer要素、address要素は含められない) |
address要素は、body要素またはarticle要素に対する連絡先情報を表します。
- デフォルトスタイル(イタリック体)
<address>
連絡先情報を表します
</address>
address要素の内容には、コンテンツの著者・管理者の連絡先情報だけを含めることができます。具体的には、次のような内容を配置することになります。
- 著者・管理者の名前やメールアドレス、電話番号等
- 著者・管理者の連絡先が記載されたページへのリンク
- 著者・管理者に送信可能な問い合わせフォームへのリンク
逆に、次のような内容は配置することができません。
- 発行日時(文書や記事の発行日時)
- 著作権情報
- 著者・管理者以外の連絡先
配置場所について
祖先にarticle要素が存在しない場合は、body要素(文書全体)に対する連絡先を表すことになります。
<body>
<h1>文書のタイトル</h1>
<p>文書の内容 ...</p>
...
<footer>
<address>
山田 太郎(info@example.com)
</address>
<p><small>(c) 2021 TAG index.</small></p>
</footer>
</body>
祖先にarticle要素が存在する場合は、直近祖先のarticle要素に対する連絡先を表します。
<article>
<h2>記事のタイトル</h2>
<p>記事の内容 ...</p>
...
<footer>
<address>
山田 太郎(info@example.com)
</address>
</footer>
</article>
直近祖先に対して適用されるので、それよりも上位のarticle要素には適用されないことになります。次の場合、子記事で示された連絡先は親記事には適用されません。
<article>
<h2>親記事</h2>
<p>適用されない</p>
<article>
<h3>子記事</h3>
<p>適用される</p>
<footer>
<address>
山田 太郎(info@example.com)
</address>
</footer>
</article>
</article>
要素のデフォルトスタイル
一般的なブラウザでは、この要素内のテキストはイタリック体で表示されます。
- フォントによっては、イタリック体で表示されない場合もあります。
- 旧HTMLからの変更点
-
- HTML5:含められる情報が著者・管理者の連絡先のみとなりました。(厳密になりました)
- HTML5:article要素内に配置することで、記事単位の連絡先を示せるようになりました。