<data value=""></data>

更新日
仕様 HTML Living Standard
分類 フロー・コンテンツ / フレージング・コンテンツ / パルパブル・コンテンツ
利用場所 フレージング・コンテンツが置ける場所
内容 フレージング・コンテンツ

data要素は、要素内容に対して機械可読データを追加したい場合に使用します。この要素にはvalue属性の指定が必須となります。


<data value="123">要素内容</data>

属性
必須属性
value="" 機械可読形式の値 文字列 処理側が求める任意の形式

data要素は、ブラウザ上に表示される内容とは別に、データ処理用の値を持たせておきたい場合に使用することになります。

value属性の値は、そのデータを処理する側(スクリプト等)が求める形式で記述する必要があります。


次の例では、漢数字の内容に対してデータ処理用の算用数字を追加しています。

<data value="15000">一万五千円</data>

上記の場合、ブラウザ上には一万五千円と表示されますが、データを処理する側には 15000 という値を渡すことが可能になります。

要素内容が日付や時刻に関連している場合は、この要素の代わりにtime要素を使用することができます。

旧HTMLからの変更点
  • HTML5:data要素が定義されました。

使用例

商品名に対してデータ処理用の商品番号を追加した例

<p><data value="10123">2022年版 HTMLリファレンス</data></p>

表示例

2022年版 HTMLリファレンス