<th></th>

更新日
仕様 HTML Living Standard
分類 ---
利用場所 tr要素の子要素として
内容 フロー・コンテンツ（ただし、header要素、footer要素、セクショニング・コンテンツ、ヘッディング・コンテンツは含められない）

th要素は、表の見出しセルを表します。この要素は、tr要素の子要素として使用します。


<th>見出しセル</th>
属性 値
任意属性
colspan="" セルの結合（水平方向） 数値 結合するセルの数（1以上の整数）
rowspan="" セルの結合（垂直方向） 数値 結合するセルの数（0以上の整数）
abbr="" 見出しテキストの省略形 テキスト 省略形のテキスト
headers="" 対応する見出しセル ID名 見出しセルのID名、半角スペース区切りで複数指定可能
scope="" 見出しの対象範囲 row 行方向のセルを対象にする
col 列方向のセルを対象にする
rowgroup 行グループ内の全セルを対象にする
colgroup 列グループ内の全セルを対象にする
  • colspan属性の値は1 ～ 1000、rowspan属性の値は0 ～ 65534の範囲で指定することができます。
  • scope属性の欠損値と無効値のデフォルトはauto状態（文脈に基づいて自動的に判断）になります。

各属性の詳細については、下記のページを参考にしてください。

th要素を使用することで、表の見出しセルを作成することができます。

次の例では、1つの行の中に3つの見出しセルを配置しています。

<table>
<tr>
<th>見出しセル</th>
<th>見出しセル</th>
<th>見出しセル</th>
</tr>
</table>

要素のデフォルトスタイル

一般的なブラウザでは、この要素内のテキストは太字でセンターに表示されます。

見出しセル 見出しセル 見出しセル
  • 上記の例は、スタイルシートで表の境界線を表示しています。
旧HTMLからの変更点
  • HTML5：align属性、valign属性、char属性、charoff属性、axis属性、width属性、height属性、bgcolor属性、nowrap属性が廃止されました。
  • HTML5：colspan属性に 0 を指定することができなくなりました。
  • HTML LS：scope属性の値から auto が削除されました。［2024/07/03］

使用例

  • 以下の例では、次のスタイルシートを指定して表の境界線を表示しています。
-----
table, th, td {
border: 1px #000000 solid;
}
-----


<table>
<tr>
<th>見出し1</th>
<th>見出し2</th>
<th>見出し3</th>
</tr>
<tr>
<td>データ1-1</td>
<td>データ2-1</td>
<td>データ3-1</td>
</tr>
<tr>
<td>データ1-2</td>
<td>データ2-2</td>
<td>データ3-2</td>
</tr>
</table>
表示例
見出し1 見出し2 見出し3
データ1-1 データ2-1 データ3-1
データ1-2 データ2-2 データ3-2