<col>
更新日 | |
---|---|
仕様 | HTML Living Standard |
分類 | --- |
利用場所 | span属性を持たないcolgroup要素の子要素として |
内容 | 無し(空要素) |
col要素は、列グループに含まれる1つ以上の列を表します。この要素は、colgroup要素の子要素として使用します。
- colgroup要素にspan属性が指定されている場合は、この要素を配置することはできません。
<colgroup>
<col>
<col span="2">
</colgroup>
属性 | 値 | ||
---|---|---|---|
任意属性 | |||
span="" |
まとめる列数 | 数値 | 1以上 ~ 1000以下の整数 |
col要素を使用すると、列単位でスタイルを設定できるようになります。(一部のプロパティのみ有効、セルの幅や背景などが設定可能です)
次の例では、各col要素にクラス名を指定して、奇数列と偶数列で異なるスタイルが適用されるようにしています。
<colgroup>
<col span="1" class="odd">
<col span="1" class="even">
<col span="1" class="odd">
<col span="1" class="even">
</colgroup>
列数の指定方法
span属性を指定すると、複数の列をまとめることができます。(そのまとまりに対して、スタイルを適用できるようになります)
次の例では、3列をまとめています。
<col span="3">
span属性を省略した場合は、1列を指定したことになります。
<col>
次の例では、1つの列グループ内に5つの列が存在することになります。
<colgroup>
<col>
<col>
<col span="3">
</colgroup>
colgroup要素との違いについて
colgroup要素が意味的なまとまりを表すのに対して、col要素では列を表すだけとなります。
col要素は、1つの列グループ内において、列の見栄えを個別に指定したい場合に使用することになります。
- 旧HTMLからの変更点
-
- HTML5:width属性、align属性、valign属性、char属性、charoff属性が廃止されました。
- HTML5:table要素の直下に配置できなくなりました。
使用例
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<title>文書のタイトル</title>
<style>
table, th, td {
border: 1px #000000 solid;
}
colgroup.area {
width: 6em;
background-color: #ffffff;
}
colgroup.sale {
width: 3em;
}
colgroup.sale col.odd {
background-color: #b3dcff;
}
colgroup.sale col.even {
background-color: #e6f4ff;
}
</style>
</head>
<body>
<table>
<caption>販売数</caption>
<colgroup span="1" class="area"></colgroup>
<colgroup class="sale">
<col span="1" class="odd">
<col span="1" class="even">
<col span="1" class="odd">
<col span="1" class="even">
</colgroup>
<tr>
<th>地域</th>
<th>1月</th>
<th>2月</th>
<th>3月</th>
<th>4月</th>
</tr>
<tr>
<td>関東エリア</td>
<td>200</td>
<td>250</td>
<td>220</td>
<td>260</td>
</tr>
<tr>
<td>関西エリア</td>
<td>180</td>
<td>220</td>
<td>230</td>
<td>200</td>
</tr>
</table>
</body>
</html>
- 表示例
-
販売数 地域 1月 2月 3月 4月 関東エリア 200 250 220 260 関西エリア 180 220 230 200