<input type="hidden">

更新日
仕様 HTML Living Standard
分類 フロー・コンテンツ / フレージング・コンテンツ / フォーム関連要素リスト化サブミット可能リセット可能自動大文字化と自動修正継承
利用場所 フレージング・コンテンツが置ける場所
内容 無し(空要素)

input要素type="hidden" を指定すると、ブラウザ上に表示されない隠しデータを設定できます。


<input type="hidden" name="example" value="隠しデータ">

属性
任意属性(共通)
type="" 部品のタイプ hidden 隠しデータ
name="" 部品の名前 文字列 部品を識別するための名前
_charset_ 文書の文字エンコーディング名を送信
value="" 送信される値 文字列 隠しデータの値
disabled 部品の無効化 disabled 値は省略可能
form="" フォームとの関連付け ID名 関連付けるform要素に指定したID名
任意属性(部品タイプに依存)
autocomplete="" オートコンプリート 詳細トークン 詳しくは仕様書をご覧ください
dirname="" 書字方向の送信に使う名前 文字列 識別するための名前
  • name属性_charset_ を指定した場合は、value属性を省略しなければなりません。
  • この部品タイプでは、autocomplete属性に指定できる値は詳細トークンのみとなります。
  • 各属性の概要は、上記表のリンク先をご覧ください。(input要素のページにリンクしています)

どの部品タイプにどの属性を指定できるかは、下記の対応表で確認することができます。

この部品タイプの特徴

隠しデータを送信するためのフォーム部品です。

このフォーム部品で設定されたデータは、ブラウザ上には表示されません。(ただし、ソースコードを見れば確認することができます)

<input type="hidden" name="check" value="on">

予め設定しておいたデータを、CGI等のプログラムに送信したい場合などに使用します。

文字エンコーディング名の送信

この部品タイプでは、name属性_charset_ を指定すると、部品の値に文字エンコーディング名がセットされます。

  • この指定を行う場合は、value属性を省略しなければなりません。
<input type="hidden" name="_charset_">

上記のように指定しておくと、フォームの送信時に文字エンコーディング名が送信されるようになります。

例えば、Shift_JISで作られたページからフォームを送信すると、_charset_=shift_jis といった形でエンコーディング名が送信されます。

使用例


<form method="post" action="example.cgi">

<p>お名前:<input type="text" name="name"></p>

<p>隠しデータ:<input type="hidden" name="no" value="7">(ブラウザ上には表示されません)</p>

<p><input type="submit" value="送信する"></p>

</form>

表示例

お名前:

隠しデータ:(ブラウザ上には表示されません)

  • サンプルのため送信できません。
文字エンコーディング名を送信した例
  • 動作確認のため、送信先としてHTMLファイル(現在のページ)を指定しています。
  • 送信後のアドレスバーにて、文字エンコーディング名を確認することができます。(このページはUTF-8で作成されているため、_charset_=UTF-8 と表示されます)

<form method="get" action="input_hidden.html">

<input type="hidden" name="_charset_">

<p><input type="submit" value="送信する"></p>

</form>

表示例