background: ***;
ブラウザ |
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プロパティ |
background は、背景色や背景画像(並び方、スクロール、位置)を一括で指定するプロパティです。
このプロパティをli要素に対して設定すると、リストマーカーを背景画像で表示することができます。
ul {
list-style-type: none;
}
li {
background: url(mark.gif) no-repeat 0 1px;
padding-left: 20px;
}
プロパティ名 | 値 | 説明 |
---|---|---|
background |
以下を参照 | 背景画像、並び方、表示位置を指定 |
指定方法
background: url(mark.gif) no-repeat 0 1px;
url( )
…( )
内に画像のURIを指定 (背景画像の指定)no-repeat
… 背景画像を1つだけ表示 (並び方の指定)0 1px
… 左からの距離と上からの距離を指定 (表示位置の指定)
表示位置を指定すると、マーカーの位置を微調整することができます。(微調整する必要がない場合は、この値を省略しても構いません)
- 背景の設定方法に関する詳細は、背景の設定をひとまとめに行うをご覧ください。
上記の他に、以下の設定が必要になります。
- 通常のマーカーを消す
- マーカーの表示が重複しないように、ul要素に対して
list-style-type: none;
を指定しておきます。 - 左パディングを設定する
- マーカーの表示領域を確保するため、li要素に対して
padding-left
を設定します。
画像の大きさに注意
マーカーに使用する画像が大きいと、ブラウザの文字サイズを小さくした際に、マーカーの一部が欠けてしまう場合があります。(マーカーを背景画像で表示しているため)
この問題は、li要素に対して padding-bottom
を設定することで、ある程度は回避することができます。
使用例
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//W3C//DTD HTML 4.01 Transitional//EN" "http://www.w3.org/TR/html4/loose.dtd">
<html>
<head>
<title>文書のタイトル</title>
<style type="text/css">
ul {
list-style-type: none;
}
li {
padding-left: 18px;
padding-bottom: 3px;
background: url(mark.gif) no-repeat 0 1px;
}
</style>
</head>
<body>
<ul>
<li>リスト項目A</li>
<li>リスト項目B</li>
<li>リスト項目C</li>
</ul>
</body>
</html>
- 表示例
-
- リスト項目A
- リスト項目B
- リスト項目C